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第一回:F1種と固定種について はそれぞれの定義を書きました。

今回はF1種のメリット・デメリットについて。

F1種のメリットは、なんといっても「揃いが良い」こと! 

F1種の野菜は固定種に比べれば形や大きさが揃っています。そのため袋や段ボールに詰めやすく、流通が容易になるのです。

私たちがスーパーで野菜を買う時、きれいに陳列された同じ大きさのキュウリを手に取り、どれも「一本○○円だわ」というふうに計算できるのもF1種のおかげです。それぞれに形や大きさが異なり、値段も違えば、お店屋さんはひとつひとつに値札を付けなくてはならず、そのコストも商品代にのっかかってくるはずです。

また、流通が容易になるということは、あちこちの地域、市場、お店をまわらなくとも、スーパーマーケットで、いっぺんにたくさんの種類の野菜を買うことができるということです。家事の時間を減らせるということは、現代の消費者にとってはメリットでしょう。

さらに「タネが危ない」の著者野口勲さんの言葉を借りれば、

―F1は均一で揃いが良いから、指定産地の共選(共同で選別すること)で秀品率が高く、歩留まりがいい。したがって共選を進める産地JAでは、常に最新のF1品種の研究が欠かせない。当然種苗メーカーも、産地の指定品種に選ばれるため切磋琢磨している。

F1はいったん市場に受け入れられると、大産地を自社品種によって支配できるし、ブランド化して全国シェアも高まるのだから、広まるのは極めて当然だ―『タネが危ない/野口勲氏/2011年』より引用

ビジネスの視点で見れば、こんなにありがたいことはありません。しかし、揃いが良くなったF1種には、デメリットも発生しました。

こちらも野口さんの本から引用させていただきます。

―一方、農業人口の高齢化と後継者不足、流通の進歩によって、外国からの輸入野菜が市場に氾濫するようになった。F1化し、規格が単純化した日本市場は、近隣諸国にとって格好のターゲットとなったからだ。輸入野菜に使われている種は、どれも日本の種苗メーカーが日本の大手市場向けに育成し、輸出したF1種である。これも当然といえば、当然すぎる帰結だ。―『タネが危ない/野口勲氏/2011年』より引用

 

そうはいっても、スーパーでは「国産野菜」がたくさん売られているのを見るかと思います。では外国産の野菜はどこへいったのか。実は業務用や外食産業に用いられることが多いとのことでした。

ここで立ち止まって考えてみると……、

「かんたん、便利」というのは、共働きの私にとっても、確かに大変ありがたいキーワードです。

しかし、長い目で見てみると、F1種の野菜を積極的に買い求めることは、日本の農業のためになるのだろうか?と疑問がわいてくるのです。

さらにこれは個人的な考えではありますが、普段から揃いが良い野菜ばかりを見ていると、「多様性というものが自然界には当たり前に存在すること」に、気づきにくくなるのではないかと感じています。

皆さんはどうお考えでしょうか? 日本企業の成長や生活コストの問題も合わせて考えた時、どちらか一方が絶対的に素晴らしいと言い切ることは難しいかもしれません。

けれども私自身は、先日のコラムにも書かせていただいたように、「心を満たすもの」を販売したいと思っています。

野菜一つを摂っても、単に美味しいだけでなく、日本の農業の明るい未来につながる選択肢として、固定種のものを皆さんにご紹介できればと思っております。

菊芋

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